伊太利亜中部での地震の報をきいて、謹んで追悼の気持ちを捧げたいと思います。
同じ地震国出身として、対岸の火事ではありません。
どうか母国も大過なくあれと、祈ります。
地震の予知について、地震学者の方が警報を鳴らしておられたそうですが…市は余計な混乱を招くとして公表その他を控えるよう通告していたそうですね。
数年前の津波に対する注意報についての進言を退けた某国の対応を思い出させるものもありますが…イヤ、津波の場合もこの地震もですが、一個人の意見としては行政の怠慢を指摘したいです。
でも、この意見は感情論が先立ちすぎているという自戒ももっております。
…卵が先か鶏が先か理論ですよね。
自然災害のうち、地震といのは<完全な予測>が不可能とされている災害の一つです。
なので、<予測>が<誤報>になるコトも多い。
『避難』って、何処ににげればいいのだ??って、思うし、『備え』で避難を繰り返して日常生活に支障を来すのは目に見えてますし…少なくとも建物を耐震構造にするとか、避難所の確保、非常連絡手段の確保、非常訓練などといった『基礎対応法』しか日常では準備できなさそうだというのはありますが…伊太利亜っってお国柄なのか、けっこう人民ものんびりですよね。
自分の国が地震国だという自覚に欠けてると思うのです。
この悲劇をしっかり教訓にして、耐震構造の建物等を増やして、そうではない建物はしっかり補強、再建築(気持ちとして、古い歴史を内蔵する建物のもつ趣は大好きだが、人命には代えられないでしょ)して備えていって頂きたいです。
ちょっとの気遣いと備えがあれば、無駄な事で死ななくて済むんですよ、大概のヒトは。
なのに、「イヤ、大丈夫でしょ」とか「まさか、自分には〜」という根拠のない自信を持っていて、安全確保に対して気を抜きすぎてる…と思う。
現在の政府や行政っていうのは、自国人命と財産を無駄に潰えない為にあるのであって、そこに寄生するものじゃないはずなんですけど…守護する代わりにちょっとの報酬が与えられるはずなんだけどな…なんか違う。
柘植大先生の本読んで、勉強し直したら好いと思うよ、ホント。
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by ammonitesomnolee
| 2009-04-07 19:31
| ちいさなこと